「働く女性の気持ちを前向きに変える専門家」塩野貴美です。

 

山形県バスケットボール協会様で「選手が主体的に活動できるチーム経営」というテーマで、登壇の機会を頂きました。
対象は、山形県内のバスケットボール指導者です。

 

 

８つの質問が書かれた「選手のやる気を引きだす」に答えながら、自身のチームの理解度をチェックしていきました。

 

A:どんな時に選手のやる気が見られますか？
B:どんな時にやる気をなくしていますか？
C:その原因は何ですか？
D:どんなコーチだったらやる気がでますか？
E:どんなことを認めてあげることができますか？
F:どんなことを褒めたいですか？
G:選手から学べることは何ですか？
H:あなたが変われるところはどこですか？

 

 

「選手から学べること」は、多くの答えが出てきました。
「スポンジのような吸収力」
「前向きな気持ち」
「SNSを活用した練習方法の提案」など。

 

こども達から学べることは、多いです。
ぜひ、その素敵なところを言葉にして伝えてほしいです。

 

そもそも、スポーツをはじめる理由は楽しかったから。
ただ、怒鳴られたりして「怖い」「嫌だ」「萎縮する」等が続けば、そのスポーツ自体が嫌になります。
業界全体も発展しません。

「根性があれば、何でもできる」という時代ではありません。

目の前の結果にだけフォーカスし、指導者がリモコンで動かすように、「あぁしろ、こうしろ」では、ただ選手は指導者の顔色を伺って、プレーしているだけ。

選手が自分で考えて、悔しいこと、うれしいことを学んだこと方が、その選手の今後の人生を豊かにするものだと、私は考えます。