コーチング・メンタルヘルス研修
PresentTimeの塩野貴美です。
 
 
 
今日は発達障害について勉強してきました。
 
「なぜ、発達障害の勉強をするの?」
そう、聞かれたことがあります。
私が、発達障害について学ぶ理由は
発達障害かもしれない人との付き合い方を
相談されることが多いからです。
 
  
今回の講師は臨床心理士の大泉多美子さん。
1聞けば10答えが出てくるくらい、知識が豊富な方です。
 
はじめに、3つのことを教えて頂きました。
(1)障害を理解する・・・行動には理由がある。悪気はない。
(2)接し方の工夫・・・具体的に伝える。
(3)本人側の工夫・・・当事者と周りの人をつなぐための通訳者が必要
 
  
  
どのようにコミュニケーションを取ればいいのか、代表的なものは下記の通りです。
 
(1)まずは否定せず受け止める
相手なりの理由がある。信頼関係がなければ「こうした方がいい」と言われただけでも、相手は攻撃されたと感じてしまう。
 
(2)聴覚刺激に弱いので、文字で示す
聞いただけでは、わからない。書いてもらったり、こちらから書いてメモを書いて渡した方がらくかもしれない。
 
(3)察することが難しいので、できるので具体的に
自分で考えて動くということは、無理。
(4)できることとできないことの差が激しい。これができるのだから、あれができないはずがないと決めつけない。
 
(5)一般的な常識を当たり前と考えずに、教えてあげることも大切。そのためには、まずは信頼関係を築くことから。
  
  
最後に主催者の精神科医の東谷先生が、こんなことをおっしゃっていました。
 
発達障害の人は、マネージャーのトレーナー。部下が発達障害であれは、その上司のマネジメント力がアップする。
発達障害の人に上手く指示が出せたら、健常者の指示がらくになる。そうすることで、会社全体のマネジメント力が上がる。当事者だけの問題だと捉えると、問題が解決しない。
 
上手くいかないと、人のせい・周りのせいにしたくなりがちです。
そうではなくて、自分が試されているのだ、成長する機会だと捉えることで、より良い方向に導かれるのだと思いました。
大泉さん、東谷先生、ありがとうございました。
 
 
 
 
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