やまがたさくら町病院のリワークプログラムで
こころカードが使われているとうことで
見学に行ってきました。
リワークプログラムとは
主にうつ病で休職中の患者さんの
職場復帰を支援し
再発を予防する仕組み。
うつ病の有病率
(一生のうちにうつ病にかかる可能性)
は高く、生涯で7〜15人に1人が
うつ病にかかると言われています。
メディカル虎ノ門五十嵐良雄医師の
研究によると
医療リワークプログラムを利用すると
利用しない場合と比較して再休職を
1/3にできるそう。
さくら町病院のリワークで
重視しているのは
対人関係の能力を見直すこと。
そのためにも
こころカードを利用されているそうです。
プログラム開始前に
・その日の気分
・一人がこころカードを1枚引いて、全員がそのテーマについて答える
ということをやっています。
「こころカードはセルフモニタリングできる。
質問に答えることで、今の自分の調子がわかる。
ついネガティブな考えに戻りがちだが、
ポジティブな質問はポジティブな答えを引き出す。
その結果、考え方がプラスになっていく」と後藤先生。
リワーク修了時には、
みんなに答えてほしい質問を
書いてもらっているそうです。
「おすすめの防寒対策は?」
なんて質問は季節感が出ていますね!
写真は一部ですが
かなりの数の質問があって
興味深かったです。
リワークさくらの皆さん
ありがとうございました。