こころカード

With a COCORO CARD

こころカードとは

相手のこころを開く鍵のような存在。
それが、こころカード。
「初対面の人と上手に話したい」
「周りの人と、もっと仲良くなりたい」
「自分を知りたい」
そんな願いを叶えるカードです。

このカードがあれば、 誰でも気軽に相手とのこころの距離を縮めることができます。
32枚のカードには、それぞれシンプルな質問が書いてあります。
答えると明るくなれる、和やかな気持ちになれる、そんな質問だけを集めてみました。
今まで長年つきあった人でも、質問によって知らなかった部分が
引き出されることがあります。
質問は相手のこころを開き、魅力を引き出す鍵でもあるのです。

こころカードが、あなたとあなたの周りの人の笑顔を引き出すものとなれば、
うれしいです。

Birth on a COCORO CARD

こころカードの誕生

「初めて会った人と、仲良くなるためにどんなことができるだろう?」
その答えが「こころカード」でした。
市販のコミュニケーションゲームカードに書かれていた、
たったひとつの質問から、話が止まらなくなるほど
場の雰囲気が盛り上がることを実感しました。
それは、参加した人から
「2時間前に初めて会った人同士が、長年知っているような仲になった」
と感想をいただいた程。
そんな質問の力に気づき、次第に「オリジナルの質問カードをつくってみたい」
と思うようになったのです。
答える人、答えを聞いている人の両方がわくわくする、明るい気持ちになれる、
そんな質問を集め、カードづくりがはじまりました。
マツダミヒロ氏にアドバイスをもらいながら、実際に形になるまでは1年かかりました。
そうして誕生したのが「こころカード」です。
誕生から9年、使い勝手を考えてサイズをより大きくし、水濡れに強い素材を採用した9代目を現在販売中です。

プチ講座の様子

How to use the COCORO CARD

こころカードの使い方

こころカードの質問に対する、全ての答えは正解です。
答えがでなくても、構いません。
質問の答えを聞いた人は、相手の答えを受け止めてください。

  1. 初めて使用する際の最適な時間は、30分から60分です。
    慣れたら自分のペースで自由に使っていただいて構いません。
  2. グループで使用する場合、推奨人数は3~6人です。
    面談やカウンセリングで使う場合は、1対1でもお使いいただけます。
  3. 「質問が書いてある面を伏せて、カードを広げます。
    終了予定時間とカードを引く順番を決めておくとスムーズです。
    最初の人は広げたカードの中から1枚引いてください。
  4. 質問が書いてある面を表にして、他の人に聞こえるように質問を読み上げます。
  5. 質問を読み上げた人は、続けてその質問の答えを1分程度で話してください。
  6. 話を聞いている人は、話をしている人に対して否定・批判・決めつけなどはしないで、最後まで話を聞くようにしましょう。
  7. 次の人がカードを引いて、4~6の手順を繰り返します。時計回りで順番に進め、終了の時間になったら、そこで終わりにします。

 

◆ こころカードの活用シーン ◆

さまざまなシーンでお使い頂けます。

◆ こころカード・ストーリー ◆

こころカードを購入いただいた方からの感想の一例を紹介します。

【職業】医療従事者
【年齢・性別】50代・女性
【使用目的】職場での面談
【使用後の感想】
部下との職場での面談で、こころカードを1枚ずつ引いてみました。
「こころカードはね、必要な人に必要なメッセージ性のあるカードが引き寄せられるんだよ!」そんな説明をしてから、1枚カードを引いてもらいました。
部下が引いたのは「マイブームは何ですか?」
部下は、答えにくそうにしていたので、私は「質問の答えは何でもいいんだよ」と促してみました。
すると「今、これが出ますか」と言って躊躇していた部下が出した答えは「断捨離」。
「あ、そうだよね~今の時期、断捨離する人多いよね」
当時は緊急事態宣言後ということもあり断捨離をしている人が多かったのです。
すると、部下はこう続けました。
「いろいろ整理しようと思って。仕事を辞めたいと思っていました」
私は驚いてしまいました。
まさか「マイブームは何ですか?」の質問から仕事を辞めたいという答えが出て来るなんて…
上司としては、これから育っていってほしいと思っていた部下だったので、気持ちが変わらないかな…と願っていたのですが、実は1年経った今後も、その方は仕事を続けてくれています。
あの時に、自分の気持ちを素直に話せたことが良かったのかもしれません。

【年齢・性別】40代・女性
【使用目的】職場のレクレーション
【使用後の感想】
職場のレクリエーションとして、こころカードをスタッフ同士で使ってみました。違う質問でも、自分から出てきた答えは家族に関するものばかり。
「思い出の曲は何ですか?」では夫と交際していた当時、ドライブ中にかけていた曲が思い浮かび、「今日の持ち物で、一番のお気に入りは何ですか?」では、娘からプレゼントしてもらった、ペンケースと答えました。
こころカードの質問に答えることで、自分のコアな部分(大切にしていること)がわかりました。

【職業】医療従事者
【年齢・性別】50代・女性
【使用目的】利用者様とのコミュニケーション
【使用後の感想】
介護老人福祉施設の看護師をしています。
こころカードは、認知症の利用者様にもとても良いカードだと思います。
利用者様とグループでこころカードをしました。
90歳の女性の利用者様が引いた質問は「お気に入りの文房具は何ですか?」でした。
カードを見つめたまま、動かない女性。
答えを考えているのか、思い出せないのか…
じっと待って5分。
答えが出ました。
「小学校の時に買ってもらった赤い筆入れ」
沈黙の時間は、約80年前に戻っていた時間だったのでしょう。
沈黙の時間を遮ることなく、待っていて良かったと思います。
一枚のカードがきっかけで、利用者様の大切な思い出にタイムスリップする時間を共有できたことは貴重な経験となりました。

【職業】会社員
【年齢・性別】50代・男性
【使用目的】人事評価面談
【使用後の感想】
職場で部下との面談の際に、こころカードを使いました。
いつもは面接のような固い雰囲気の時間が多かったのですが、今回の面談はカードの質問に答えることから始まったためか終始和やかな時間となりました。
部下の意外な一面をみる事が出来たり、知らなかった価値観を知ることができましたし、過去の思い出に触れたり、ふだん職場で話題にならないことを話すきっかけにもなりました。
話をするきっかけを作れること、普段話題にあがりにくいテーマからその人を知れること、面談の前に自分を見つめるなど深堀することが出来るためなのか面談もスムーズに進められました。
職場では、お互いの信頼感があればあるほど良い仕事を出来ると思います。知らないからこそ思い違いや思い込みが起りやすい。共に働く仲間同士、楽しく仕事を出来る場を提供することも管理職役割だと思います。

 

◆ こころカードの活用例 ◆

こころカードって何?
こころカードの3つのルールはなぜ大事なの?