私が図書館に一番行った時期は
小学校１年生の時です。
 
当時、妹が産まれたばかり。
母は、私にかまっている場合では
ありませんでした。
 
そんな私は
一人でよく図書館に通っていました。
 
本が好きで
いもとようこさんの絵本や
「おばけのアッチ」シリーズ
「こまったさん」シリーズをよく読んでいました。
 
本が好きなのも
図書館に行く理由のひとつでしたが
何より図書館のお姉さんが好きでした。
 
当時の私は
人と話すのが
得意ではない方。
 
想うことはあっても
自分から人に話しかけるのが
苦手でした。
 
でも、図書館のお姉さんから
「今日、学校でどんなことがあったの？」
「こまったさんのオムレツが返却されて来たから、借りて行く？」
「今日のスカートかわいいね！」
そんなふうに話しかけてもらえて、
とてもうれしかったです。
 
今、図書館の利用者は
減っているそう。
 
単に本を借りる場としてではなく
私が出会った
図書館のお姉さんのような存在が
増えていってくれたら、
うれしいです。